OLの備忘録

日々の気になったこと

永山基準(死刑の基準)

永山基準というものがあるそうです。昭和43年に起きた殺害事件当時の永山被告の名前から来ているそうで、以下9つの判断要素から総合的に判断し、やむを得ないとなった場合に極刑が下されるとのことです。

(1)犯罪の性質、(2)動機、計画性など、(3)犯行態様、執拗さ・残虐性など、(4)結果の重大さ、特に殺害被害者数、(5)遺族の被害感情、(6)社会的影響、(7)犯人の年齢、犯行時に未成年など、(8)前科、(9)犯行後の情状

死刑制度自体、世界的に見れば反対の声も大きいです。日本は、特に近年は、大きな犯罪が起こるとたちまちネット上で「死刑」が叫ばれているように思います。なぜ死刑にしないのか、こんなもの死刑でいいという声が上がるわけです。わたしは、この動き自体に疑問があります。死刑も、わからないようにはされていますが、人を殺すボタンを押している人がいるわけです。すぐに死刑と声を上げる人たちは、それではその役目まで買って出られるのでしょうか。

日本は性犯罪に対する罰が甘いとよく言われますが、その点はその通りだと思います。しかし、では死刑というのは、短絡的で、無責任な意見だと思います。

 

参考にした、参考になったサイト

https://kids.gakken.co.jp/jiten/dictionary05100146/