OLの備忘録

日々の気になったこと

ちょっとしたバス事件

本日、バスに乗っていました。

東京の路線バスで、ラッシュの時間帯には相当の本数が走っている系統のバスです。前乗りのタイプのバスで、後ろに詰めていかないと前が必要以上に詰まってしまう構造です。

そのバスも、それなりに多くの人が乗っていました。わたしは後方部の座席に座っていましたが、わたしが乗って以降の停留所では降りる人より乗る人の方が多く、どんどん満員に近づいていきました。

多くの人が乗車している状態である停留所にとまったとき、この人数を乗せるとほぼ満員かなという感じになりました。前から人を乗せていましたが、中間部の人が動かず、前に人が滞留していきました。この場合、もちろん運転士は「とまらず中程まで進んでください」などのアナウンスをします。このバスの運転士もそうアナウンスしていました。

が、それでも動いていないと見えたのか、

「あのさあ、中に進んでって言ってるよね。みんな乗れないでしょ」

と強めに車内アナウンスに発言を乗せました。すると、ある中年男性の乗客が

「あのさあって言い方はないんじゃない」

と。

出来事としてはそれだけなんですが、案の定、それ以降のバスの運転が明らかに荒くなりました。

 

この場合、どうなんでしょう。

運転士の発言はやや礼や常識に欠けるものだったとは思います。「お客様は神様」という常識が改められつつある中、としてもです。

ですので、乗客の指摘ももっともであると思います。

しかし、我々は運転士に命を預けているわけです。感情に左右され、危険な運転をされて迷惑を被るのはこちらです。

そう思うと、乗客の指摘は不必要だったようにも思います。

 

どうするべきだったのでしょうか。

誰が悪いかを決めたいのではなく、案外根深い問題だと思った次第です。誰が悪いか、では最初に移動しなかった乗客が悪いのでしょうが…