OLの備忘録

日々の気になったこと

チリ地震(1960年)

本日は、チリ地震について調べていました。

今年の正月、能登半島沖で発生した地震がありました。今もまだ安否不明者の捜索が続いたり、避難生活を余儀なくされていたりする中ではありますが、わたしは幸い被災地からはやや離れた場所にいました。とはいえ、震度4ほどを体感していたような気がします。

正月でしたので、挨拶のため母の実家にいたところでした。わたし目線で言うと、母と、叔父と、祖父、祖母でソファでぐうたらしていたところの、地震でした。被害が出るほどではありませんが、揺れはしましたので、テレビをつけますと、ちょうど津波警報が出ました!とNHKのアナウンサーが叫んでいるところでした。津波警報大津波警報になり、対馬まで注意報の範囲が広がり…というのを見て、わたしが思い出したのは先の2011年の地震で瞬く間に警報や注意報が日本全国を囲んでいった絵面でした(あの日、テレビに齧り付いていた母親の後ろ姿と、仲介で映されていた惨状は忘れもしません)。

と、2011年の地震を思い出していましたが、母親からは1960年チリ地震の話が出ました。

あまり学のないわたしですが、「チリって日本の裏だよな?」と思いました。その通りです。地球上の裏側にある国の沿岸で起こった大地震が、遠く離れた日本の沿岸を取り囲むような津波を引き起こしたとのことです。

日本で観測された中では、最大で5mだとか。能登半島地震大津波警報として出されていたのが5mほどだったことを思うと、空恐ろしい心持ちになります。

チリ地震は観測史上でも最も規模の大きい地震だったそうです。当時の日本の気象庁も、まさか裏側での地震が日本に影響を及ぼすとは思ってもおらず、「波が高い」との住民の通報を受けて出されたのは高潮注意報などだったそうです。

 

フィリピンやインドネシアなどでも時折規模の大きい地震が起きていますが、たくさんの建物が倒壊した映像を見ても、どことなく他人事でいました。

遠く離れた海外で起こる地震でも影響があること、また、2011年の地震津波に対する知見を得たように、海外の地震からも学べることはたくさんあるのでしょう。

いつ見舞われるかわからないものですから、防災グッズ等はもちろん、知識も備えておくべきと、痛感しました。

 

聞いたことはありましたが、こんなに大きな地震だったとは。知れてよかったと思います。

 

参考にした、参考になった動画です。

https://m.youtube.com/watch?v=zpuFpRgYlmk